文房具ファンのブログでも紹介されていた本。丸の内の丸善で見つけたので、さっそく買って読んでみた。文房具ファンにとっては、とても楽しい本である。面白い本でもあるのだが、それよりも楽しいのである。筆記具だけがあっても、筆記具は役に立たない。筆記具には紙があってこそ、筆記具の役割が果たせる。わかりやすく言えば、そういうふうに文房具と文房具を組み合わせることによって、文房具が生きてくると言う話である。とても綺麗な文房具の写真と文章の本なので、あっと言う間に読めてしまった。そして、中には実際に試してみたい組み合わせが沢山あった。
(111冊目/2009年)