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No.308『永遠の出口』森絵都

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 今年の7月頃に森絵都さんの本を立て続けに3冊読んで、2冊開けて4冊目を読んだ。それからしばらくして買ったのがこの本だったと思うが、約5か月振りに森絵都さんの本を読んだことになる。この『永遠の出口』は森絵都さんが児童文学を離れて書いた、記念すべき1冊なのだそうだ。主人公の紀ちゃんの小学校3年生から高校3年生までを描いた小説である。その時々の少女の心理をうまく描いている。永遠というキーワードがところどころに散りばめられていて、終盤ではそもそも地球そのものが永遠ではないことを知り、ショックを受けたりする。全体は9つの章から構成されているが、それぞれが短編小説だと言っても良いくらい独立している気がするし、それぞれが重なり合って長編小説を構成していると言っても良い作品である。
(158冊目/2009年)

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