去年から少しずつ読み進めてきた本で、たまたま年を跨いで今朝読み終えた。新年に読んだ本の冊数を増やすために計画的に読み終えたわけじゃない。『禅語
』は禅に関する言葉とその解説などの文章と美しい自然の写真を交互に楽しめる本である。300ページを越えるページ数だけど、その約半分は写真のページである。
この本で言う禅語とは、僕が大好きな「日日是好日」(にちにちこれこうにち)のような言葉である。「毎日がラッキー」という意味のようであるが、好日というのは「愛すべき日」という意味らしい。毎日が愛すべき日なのだから、毎日を大切に生きたい。
こういう言葉だけでなく、いろんな禅語の意味を知ると、人の一生の意味を知ることに少しだけ近づきそうな気がする。年の瀬から新しい年にかけて読む本としては、とても良い本だったと思う。
(1冊目/2010年)
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