吉田修一さんの本は、ずいぶん前に『パーク・ライフ
』という本を読んだことがある。ストーリーはあまり思い出せないけれど、面白かったという印象がある。『ランドマーク
』がたまたま目に付いたので、買ってみた。読んでみるとなかなか面白かった。吉田修一さんの本との相性は悪くないらしい。実は最近本屋さんで目に付いている本がある。『横道世之介
』である。そのうち読んでみたいと思っているので、とりあえず文庫本を読んでみて決めようと思った。ますます読んでみたくなった。この『ランドマーク
』は高層ビルを建てる設計士とそこで働く鉄筋工のふたりのそれぞれの物語が並行して進んで行く。並行して進むストーリー展開がちょっと面白い小説である。
(30冊目/2010年)
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