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人生を愉しむ知的時間術

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 『人生を愉しむ知的時間術』は、表題からするとビジネス書のようだけど、中身はエッセイだと思う。刊行された時には、『フェスティナ・レンテ』というタイトルの本だったが、加筆・修正され文庫となってこのタイトルになった。『フェスティナ・レンテ』はこの本最初のエッセイである。「ゆっくり急げ」という意味のラテン語である。「うさぎとかめ」の話が引き合いに出されて、語られている。うさぎのように短時間を猛スピードで行くのではなく、かめのようにゆっくり時間をかけつつ堅実に歩き続けることによって、良い結果を得るということのようだ。
 改題されたタイトルは、あまり適切ではないように思う。かと言って『フェスティナ・レンテ』ではぱっと見て意味がわからないから、改題したのだろう。少なくともこの本は、時間術というほど時間管理を説いた本ではないと思うから、エッセイ集らしいタイトルの方が良い気がする。エッセイ集としては、良い本だと思う。
(2冊目/2010年度)
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