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里山の少年

 今森光彦さんは琵琶湖をのぞむ里山にアトリエを構え、自然と人間を撮り続けている写真家である。今森さんは「里山」の名付け親らしい。
 人里離れた自然ではなく、人の営みと隣り合わせの自然が「里山」だと思う。それだけに、人の営みによって変貌してしまった自然についても、このエッセイ集で書かれている。
 僕がこの『里山の少年』を新刊の文庫本の中から選んだ理由は、自分が暮らしていく場所を探すヒントを得たかったからである。それともうひとつ、里山の人と自然をライフワークにされている方が書いた本を読んでみたかったからである。
 この本には里山の暮らしの中で、見つけたものに対する新鮮な感動が綴られている。時折少年時代の思い出も書かれているのだけど、印象に残ったのは幼虫から成虫になったばかりの真っ白な蝉の話だった。
(45冊目/2010年度)…あと12冊
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