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定年ですよ

 本を読みっぱなしで何かが残っているかと言うと、時間が経てば大半のことは忘れてしまっている。小説を読むのと、今回のこのような実用的な本を読むのとでは、何を得たいのか、どんな目的で読むのかは異なる。
 実用的な本であれば、気になったことだとか、これは忘れないでおこうと思ったことは読書ノートなどにメモしておけば、少なくとも読みっぱなしにするよりも記憶に残る部分は増えるだろう。或いは気になる部分に付箋紙などで印を付けるのでも良いだろう。小説ならせいぜい気になる文章をメモするか、マーキングしておくかだろう。
 この本は実用性がある本だけど、ある家族の短い物語、会話などによって、老後の生活のための資金作りのノウハウを紹介している。小説との中間的な本であり、知識として持っておくべきものの羅列ではないから、それだけ読みやすい本であり、理解しやすい本である。楽しく読みつつ、知識を吸収できる本なのだろう。気になる部分を読み返すか、メモするか、付箋を付けるか、そのようにして活用した方が良いのだろうけど、それも少しやりにくい本かも知れない。
 最後にひとつ、『定年ですよ』は定年前に読むべき本かと言うと、そうではなくてもう少し早めに読んだ方が良い。資金作りを急に始めても、一朝一夕には無理だから、それなりに時間をかける必要がある。若い頃から賢く資金作りをやって行くのが良いと思う。もちろん、来るべき定年の時にやるべきことについても書かれているから、定年前の方が読んでも、参考になる部分は多い。
(72冊目/2010年度)
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