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浜離宮恩賜庭園

ロック母

[/caption] 角田光代さんの本を読んだのは、小説で言うとこれでちょうど20冊目です。エッセイ集も含めると23冊目ということになります。これだけ読むと、さすがに角田光代さんらしいとか感じながら読めるようになります。今回読んだ『ロック母』は、1992年から2007年という期間に発表された7つの短編を集めた本です。角田光代さんの小説らしいなあと思いつつ、読み進めました。 角田光代さんの小説は、決して明るい小説ではなく、軽快でもなく、思わず笑ってしまう面白さも少ない小説だと思います。でもなぜか時々読みたくなるので、20冊も読んでしまったのだと思います。カラッとした爽やかさではなく、少し湿っぽい感じの物語ですが、後からじわっと滲み出てくるような味わいがある作品が多いのです。それが角田光代さんの小説の良さなんだと思います。この本の最初の作品は「ゆうべの神様」という作品で、芥川賞候補にもなった角田光代さん初期の作品です。なぜかこれまで本の形で出版されていなかったようです。『ロック母』の中では一番長い作品で、中心となる作品なんだと思います。激しい夫婦喧嘩をする両親を持つ娘の話です。 (148冊目/2010年)]]>

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