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神田川デイズ

[/caption] 初めて読む豊島ミホさんの小説。今月の新刊のうちの1冊として、平積みされているのを何度か目にして、何だかとても気になったので、買ってみた本。初めて読む作家の本の場合、読みながら他の本も読みたいと思うかどうか、そう自問自答するのが癖になっている。『神田川デイズ』を読み始めた時には、相性が良くないのかなと思っていた。読む文章がなかなか頭に入らなかったからだ。ところが、読み進めていくと、「あれっ」と思うくらい集中して読んでいる部分があった。何だかよくわからなくなった。 これって何だろう、結局他の本も読んでみたいのかどうか、そんなことを思いながら結局最初思っていたのと違って、一気に読んでしまった。そう言えば青春小説なんて、ほとんど読んでいないなあと思った。自分自身の大学生活の記憶を辿りながら、読んでいた気がする。何だかとても不安定で、ふわふわした大学時代。何を求めているのか、自分でも良く分からないまま、流されてしまった時代かも知れない。そんなコンプレックスがあって、頭の中がごちゃごちゃになるからこの本を読み始めた時には、一種の抵抗感があったのではないか、そんな気がしていた。このことは豊島ミホさん自身が書かれたあとがきで明らかになった気がする。そして三崎亜紀さんが書かれた解説で、より明確なものとなった気がする。 (23冊目/2011年)]]>

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