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旅をする木

[/caption] 星野道夫さんは、アラスカを愛し、アラスカに暮らした写真家である。1996年にカムチャッカでヒグマの事故に遭い、若くして逝去してしまう。詳しくは公式サイトをご覧いただきたい。本を読んだのは初めてだったが、以前本屋さんで写真集を捲ったことがある。何故か羽田空港の本屋さんという記憶だけが残っている。 解説にあったが、この本は幸福感を伝えている本だと思う。アラスカで暮らしたり、いろいろな場所で自然と出会ったりした幸福感を伝える本だ。こうだったらいいなというふうな幸福感ではなく、まさに今幸福感を感じていることを、そのまま伝える本なのかも知れない。 『旅をする木』には、表題のエッセイをはじめ、いいなと思うエッセイもいくつかあった。ところが何故か大半は伝わってこなかった気がする。アラスカという自然が、僕にとってあまりにも現実離れしているからかも知れない。もしかすると、写真も掲載されていると、もっと伝わるものもあったかなと思う。一生懸命集中して読んだし、いつもよりも捲るページもゆっくりだったけど、その割には伝わらなかった。だからと言って、この本の価値を左右するものでもないと思う。僕にとっては難しい本だったけれど、それは僕だけの感想なのだろうと思う。良い本だけど、読みにくかったという本は、実は沢山あるのだから。 (45冊目/2011年)]]>

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