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プリンセス・トヨトミ

[/caption] 万城目学さんの作品は、ドラマ化されたり、映画化されるものが多い。ドラマ化や映画化率が高いと言うべきかも知れない。『鹿男あをによし』はドラマ化されたし、『鴨川ホルモー』に引き続き映画化されたのが、この作品『プリンセス・トヨトミ』である。映画化と連動しているかはわからないが、文庫本化されたので、さっそく読んでみた。綾瀬はるかさんが出演している点では、『鹿男あをによし』に引き続きという感じである。 『鴨川ホルモー』には鬼が出てきたし、『鹿男あをによし』は言うまでもなく鹿男だったりするから、現実離れした物語が中心だったかも知れない。『プリンセス・トヨトミ』も大阪国が存在していたり、大阪城の地下にすごいものがあったり、大阪が全停止したり、現実離れはしているものの、「もしかしたらあるかも知れない」みたいなロマンを感じる物語だった。この物語の舞台となっている空堀商店街には行ったことがないけれど、何だか懐かしい気持ちにさえなるような商店街を想像できた。あとがきにかえて掲載されているエッセイ「なんだ坂、こんな坂、ときどき大阪」を読むと万城目学さんが住んでいたところだった。行ったことがなくても、物語を読めば何となく親近感を持つことができるくらい、雰囲気が伝わってくる。 550頁くらいの分厚い本だっただけに、月曜日から土曜日までの6日間もかかって読んだけれど、読み応えもあり、とても面白い本だった。できたら映画も見てみたいと思っている。 (59冊目/2011年)]]>

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