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サボる時間術

[/caption] 予定を何も入れない時間帯を予め作っておいて、いつものこなす仕事はそれ以外の時間に済ませてしまう。予め確保した「サボる時間」を使って、より創造的な仕事、緊急でないけれど重要な仕事をする。乱暴に言えば、そういう時間術の本である。 僕が読んだ時間術の本は、仕事をもっと沢山するための時間術であったり、沢山あり過ぎて仕事に追いかけられることがなくなる時間術などが中心だ。いったい『サボる時間術』って、どんな時間術なんだろうと、この本を初めて見た時に不思議に思った。その不思議に惹かれて、この本を買って読んだわけなのである。そう思わせる時点で、この本はある意味勝利している。 勝ち負けはともかく、期待していたのとは違った本だった。かなり奇抜な時間術に違いないと思って買ったものの、案外正当派だった。時間術と言うと、手帳などのツールの使い方だとか、今ならスマートフォンのアプリだとか、そんな感じかなと思いきや、そうではなかった。僕が真似したいと思うことがあるかと言うと、あまり無さそうだった。どうやら僕の場合、この本にはまる条件を満たしてないらしい。 いずれにしても、ひとつひとつのヒントには、頷けるものもいくつかあり、一日中黙々と単純作業をこなしていくより、一塊の時間を作って、そこでいろんなことを考え出したり、生みだしたりする、そういう発想は全くそのとおりだと思う。どれだけ残業をしても、毎週1回の一塊のサボる時間帯で生みだすものにはかなうまい、そんな気がしてならない本であった。 ( 115冊目/2011年)]]>

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