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さよならバースディ

[/caption] 類人猿ボノボのバースディと研究所助手の主人公との物語。最初読んでいた時は、人とのコミュニケーションの実験対象のバースディが凄いことができるようになったり、主人公との絆の物語だったりするのかなと思っていた。ところが、実はミステリーだった。荻原浩さんの本は、これで9冊読んだことになるが、ユーモアのある小説が多い気がしていた。ミステリーというのは、初めてだと思う。本当に幅が広い作家であり、しかも外れが無い。 ミステリーなので、ストーリーには触れないけれど、バースディが重要な役割を果たしている。前半はバースディと人間とのコミュニケーション実験の話が中心で、読んでいてもあまり前に進まない感じだった。ところが100頁を過ぎたあたりから、ストーリーは徐々に動き始める。後半は一気に読みたい気持ちを抑えるのが大変な感じだった。ラストは今朝から一気読みした。 タイトルからしても、楽しい物語じゃなさそうなのだけど、結構悲しい物語である。でも、後味は決して悪くない。この『さよならバースディ』を読んで、荻原浩さんの他の作品も、ますます読みたくなってきました。今月は読む本がほとんど決まっているのですが、買って来ようかなと思ったりしています。次は『神様からひと言』かなと、今のところ思っているのですが。 (129冊目/2011年)]]>

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