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水曜日の神さま

[/caption] 「やっと読めた」と思うくらい、長い間読んでいた気がする。この本がびっくりするような長編なわけでも、読むのに時間がかかる難解な本なわけでもなく、要するに読み始めてから読み終わるまでに約1週間かかっただけの話である。その間に他の本を1冊読み終えているから、寄り道をしていたことも、読み終えるまで時間がかかった理由のひとつである。そんなことは、どうでも良いけれど。 『水曜日の神さま』って何だろう。普通のエッセイ集だと、タイトルは収録されているエッセイのタイトルを取っていると想像がつく。このタイトルも多分そうだろうと思ってはいたものの、じゃあどんなエッセイなんだろう、「水曜日の神さま」って何だろう。水曜日にお詣りする神社か何かだろうか。なんて、いろいろ勝手な想像をしていた。後ろから読むと答えは早かったようだけど、そういうわけにもいかない。推理小説のラストを盗み読むみたいな、後ろめたさを感じる。この本の帯の裏側にはそのエッセイの一部が印刷されているんだけど、ここでは明かさないことにする。僕としては、ちょっといいな、僕も欲しいな、と思う内容だった。 角田光代さんのエッセイ本は、この本を最後に全て読破したことになる。「えっ、もう読めないの!」と誰かに抗議したくなっていたら、12月22日に『幾千の夜、昨日の月』というエッセイ集が出る予定だということを知った。出たらすぐ買って読もう、などと期待に胸を膨らませている。ある作家さんの新しい本が出たら、すぐに買って読む、というのが夢だったから、それが実現するわけである。夢だなんて、ちょっと大袈裟だったかも知れないけれど。いずれにせよ、買ったら年末年始休暇に読んじゃおうか、なんて期待しているわけである。 この本に収録されていたエッセイも、とても面白いものが多かった。振り返ると旅に関するエッセイが、結構多かったような気がする。もちろん、日常のちょっとした出来事などについてのエッセイもあり、楽しく読むことができた。やっぱり、角田光代さんのエッセイは面白いのだ。これからも、沢山読めたらいいなと思う。 (134冊目/2011年)]]>

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