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エデン

[/caption] 『エデン』は、『サクリファイス』の続編である。表紙を見てもおわかりのとおり、自転車のロードレース競技を題材とした小説である。さらに『サヴァイヴ』へと続く。今のところ、3冊続いている。前にも書いたと思うけど、『サクリファイス』は評判が良い本だというのは知っていた。でも、自転車競技の話だからと、何となく読みたい気にはなっていなかった。自転車競技のこと自体を知らないから、小説を読むというよりも自転車競技のルールだとか、難しいことが書かれているイメージだった。近藤史恵さんの本は2冊ばかり読んでいて、とても面白いと思っていた。だから、少し迷いながらも『サクリファイス』を買って読んでみたのだ。途端にこのシリーズへの思いが変わった。続きも早く読んでみたいと思うようになった。 さてこの『エデン』だけど、期待どおり面白かった。舞台はツール・ド・フランスで、主人公の目線でいろいろな選手の葛藤などについて、語られていく。日々のレースの積み上げが淡々と語られているだけなんだけど、先へ先へと読み進めたくなる小説である。不思議な感じさえする。面白いのだけど、どこが面白いのか分からなくなってくる。でも、とても面白い小説なのである。劇的なラストもなく、惹き付けられるミステリーっぽい話もあまり無い。読み終える頃には、次の『サヴァイヴ』が読みたくなっている。 その次が無いから、『サヴァイヴ』を連続して読まないで、取っておこうと思っている。でも、やっぱり、今年中には読みたくなってしまうだろう。来月読みたい本に加えておくことにしよう。近藤史恵さんの本も、もっともっと読んでみたいと思う。 (135冊目/2011年)]]>

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