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くまちゃん

[/caption] 装丁はとても目を引く。良い感じのグリーンの背景に、熊のイラストが描かれたTシャツの女の子。 『くまちゃん』は、7つの短編小説で構成されている。それぞれの短編は、まるでリレーのように繋がっている。恋愛小説なんだけど、全てが失恋の話だ。僕の体験上、これほど失恋ばかりの短編小説集は、読んだことがない。帯にある「ふられ小説」ばかりである。そして振られて嘆き悲しむばかりではなく、何かを得て立ち直る。 7つの短編には、それぞれにそれぞれの面白さや良さがあって、どれが一番かということが言えないのだけれど、タイトルになっている短編「くまちゃん」が印象に残っている。3年ぐらい経ったのちに、主人公が彼のことを思い出す出来事があり、彼のことを思い出す場面が、印象に残っている。 いずれにせよ、いろんな個性を描き、いろんな失恋を描いている。そう言えば、この本だけではなくて、角田さんが書く恋愛小説は単純なハッピーエンドのものは無かったように思う。どちらかと言うと、失恋が多いのかも知れない。 ( 144冊目/2011年)]]>

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