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先日鎌倉を案内して歩いた御礼にということで、ポストカードに書いた「書」をいただきました。
このブログを読んでいただいており、僕の大好きな「日日是好日」という言葉を選んでいただいたようです。フォトフレームも一緒にいただいたのですが、ガラスの素材で何だかしっくりしません。サイズも微妙に合っていなかったので、家にあった無印良品のフレームに入れてみました。
「なかなかいいじゃないか」と思いました。せっかくいただいたガラスのフレームには、この書を縮小コピーしたものを入れて、会社のデスクに飾っています。
この書をいただいて、忘れていたことを思い出したような気がしました。「日日是好日」そのものの意味です。
素直に読めば、「毎日がいい日」という意味のように思えますが、そうではありません。石井ゆかりさんの『禅語
』によると、こんな意味があるそうです。
ポイントとなるのは、「好」という字です。母親が子供を抱いている姿が「このもしい」というのが、この字の元々の意味です。要するに「愛おしい」という意味に近いのだと思います。「毎日がいい日」という意味なら、「日日是良日」となったのかも知れません。「毎日が愛すべき日」という意味のようです。「毎日を愛おしく思い、一日一日を大切にする」そういう意味だと思います。
実際に書を飾ってみて、とても好いなと思いました。いつも目にするところに置いておけば、「毎日を愛すべき日にする」ことを忘れないと思います。
書をいただいたこと、忘れかけていた大切なことを思い出させて下さったこと、ほんとうにありがとうございました。]]>
