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おおきなかぶ、むずかしいアボカド

[/caption] 「村上ラヂオ」は雑誌「anan」に連載されたエッセイ集です。今朝読み終えたのは「村上ラヂオ2」ですが、この本を本屋さんで見つけて先に買い、『村上ラヂオ』の方を後から買って先に読み、やっと先に買った方を読んだと言うわけです。おまけに『村上ラヂオ』は文庫になっていたことを知らずに、後で気が付いたものですから、「こうなったらもう一度読んでやる!」というわけで保管する本の仲間入りを果たしています。 著者も前書きで書いているのですが、肩の力が抜けた状態の気楽な状態で書かれているエッセイなのが、伝わって来る内容です。満員の通勤電車の中で読んじゃいけないと、昨日の帰りに思いました。往きの電車は空いた状態の奥の方に居場所を確保できるので、満員電車の一触即発みたいな刺々しく殺気だったエリアから離れて居られます。帰りの電車は既にある程度の飽和状態にある中へ、どっと乗り込んで行くので、まさに一触即発、殺気だって刺々しい戦場のような入り口付近に居ることを強いられます。そんな状態で読んではいけない本なのです。もっとゆったりと、美味しいコーヒーでも飲みながら、冬でもぽかぽかと暖かい床暖房のきいたリビングで、落ち着いて読むべき本だと思います。 エッセイ全てがそうだと思うわけでなく、この『おおきなかぶ、むずかしいアボカド 村上ラヂオ2』と『村上ラヂオ』は、特にそうなんだと思いました。他のエッセイや小説だと、そうは思わなかったのですが、このエッセイ集は邪魔が入らない状態で、ゆったりと読むべきだと思いました。そうすると、著者も書いていますが、肩の力を抜いてわりに気楽に書かれているこのエッセイ集が、肩の力を抜いて読むことにより、じわっという感じの良さを味わうことができそうだと思うのです。 内容に全然触れていませんが、そういうエッセイ集だと思うのです。ふたつとも。 ( 9冊目/2012年)]]>

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