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幾千の夜、昨日の月

[/caption] 角田光代さんの最新のエッセイ集。角川書店の「本の旅人」という月刊誌に、2008年4月から2010年3月まで連載されていたエッセイを収めたものである。夜や旅に関するエッセイが24編収録されている。夜と旅共通のテーマは、孤独感なのかも知れない。人々が寝静まった夜に感じるものは、孤独感だったりするし、旅する目的も独りになることだったりする場合もある。旅先の夜は、尚更孤独だったりする。 最近読んだ角田光代さんのエッセイ集は、時々「くすっ」とつい笑ってしまうユーモラスなものが多かった印象がある。ユーモアが前面に出ているわけではないけれど、真面目な人がボソッと呟いた言葉が、ちょっと面白かったりする、そんな感じだ。そういう印象と比べると、このエッセイ集はそういうユーモラスな部分はなくて、かなり真剣で真面目な印象を受ける。夜の裏側、旅とともにある孤独感がテーマだから、そうなってしまうのかも知れないと思った。 (13冊目/2012年)]]>

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