文具の流儀』を楽しく読んでいる。この本で紹介されている文具は、全部で38アイテムある。その中で今持っているものや買ったことがあるものは、15アイテムくらいだろう。
昨日この本の前半を読んだのだけど、欲しくなったものがいくつかある。ひとつ目は、カール事務機の鉛筆削りAngel-5。鉛筆はたまに使うけれど、鉛筆削りは簡易なものしか持っていなかったりする。手動でぐるぐる回して鉛筆を削り、その鉛筆で字を書くのも良いと思う。そう言えば、何かの本に書いていたのだけど、年数が経っても消えないのは鉛筆で書いた文字らしい。インクで書いた文字は、長い年月が経つと薄くなってしまうようだ。
ふたつ目は、デザインフィルのダイヤメモ。文房具屋さんでは、良く目にしていて、買おうかなと思ったこともあるけれど、この本を読んでそのこだわりに驚いた。サイズは3つあり、Sが105円、Mが126円、Lが158円という価格なんだけど、50年のロングセラーだけに製品へのこだわりは凄いと思う。
最後がPOSTALCOのLegal Envelopeであるが、とても素敵な書類入れなんだけど、個人的にはあまり利用シーンが無さそうなので、すぐに買いたいものではない。
後半でもいろいろ欲しくなるかも知れないけれど、この本にあるロングセラーの文具には、それぞれにこだわりや歴史があって、普段何気なく目にしている文具が、とても素敵に思えてくる。
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