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彼女のこんだて帖

[/caption] 食べることは、人間の基本なんだから、生きるためには切っても切り離せない。美味しいということは、とても良い気持ちであって、嬉しさや幸福感に直結するものだろう。僕自身も食べることは楽しみのひとつであって、とても大事なことである。例えば旅に出たいと思う場合、美しい風景を見たいという場合もあるし、美味しい物を食べたいという場合も半分以上あるような気がする。もちろん、両方の気持ちを満たすのが、旅の条件だろうけど。 食べることは楽しみだけど、自分で料理をすることは滅多に無い。料理を覚えたいという気持ちは、心のどこかにあるけれど、今のところ料理らしい料理は出来ない。『彼女のこんだて帖』を読むと料理をしてみたくなる。しかも出来合いの物を使って、それに手を加えるような料理ではなく、うどんならうどんの麺自体を自分で作る料理である。料理の素みたいな物を使わない料理なのである。 『彼女のこんだて帖』は、15編の短編小説とそれぞれの物語に出て来る料理のレシピが巻末に収録されている本である。短編小説は料理に当然纏わる話であり、登場人物が作る。主人公でない方の登場人物が、次の短編の主人公になる形で繋がっているのも、面白いところである。一番印象に残ったのは、「合作、冬の餃子鍋」である。この料理も餃子の皮から手作りの料理だ。 (38冊目/2012年)]]>

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