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『神様のカルテ
』は、2010年の本屋大賞第2位だった本である。そう言えば、その頃に本屋さんに平積みされていて、気になっていた。特に理由は無くて、もっと他の本を読みたかったから買わなかったのだと思う。去年の夏、映画化されて公開されたようだけど、その時文庫本化されたこの本は、やはり買うまでに至らなかった。
松本のある病院の医師が主人公。病院だから、人の生死は当然のことのように日常茶飯事だったりする。ストーリーには触れないけれど、生死がテーマのひとつになっていて、悲しい場面も出てくる。でも、とっても暖かい話でである。主人公を取り巻く登場人物もそれぞれに味がある。映画化、ドラマ化されやすい感じの小説である。
続編も2011年の本屋大賞の第8位になっている。本のストックが減ったら、読んでみたいと思う。
(39冊目/2012年)]]>
