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どこから行っても遠い町

[/caption] 連作短編集と言うらしいが、11編の短編が繋がっている。ひとつひとつがいろんな人の人生を描いている。ちょっと難解な感じもしないではない。舞台はある町の小さな商店街。 川上弘美さんの本は、これで5冊目になる。一番面白かったのは、やっぱり傑作『センセイの鞄』だと思う。『どこから行っても遠い町』もテイストが同じ短編が入っている気がする。どことなく時間がゆっくり流れて、人生の機微を知っているかのような主人公が登場する短編である。同じような現実の話が進んでいる町が、どこかにあるんじゃないかと思ってしまうし、ミステリアスな物語もある。振り返ると読みにくい短編もあるが、かなり読みやすい短編もあって、気が付くと通勤電車の中で夢中になっているものもある。そういう短編は、短編のままにしておくのが、勿体ない気がする。 (45冊目/2012年)]]>

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