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読書メーターなどのレビューを見ると、賛否両論がある気がするが、個人的には面白かったと思う。多重人格者のうちのある人格に恋してしまう女性が主人公なのであるが、恋愛小説に重きがあるのではなく多重人格の方に重きがあると思う。退屈することなく、次のページを捲った本だったし、すらすらと読みやすい小説というのは、これまで読んだ百田尚樹さんの小説と同じだった。
百田尚樹さんの本を読むのは、『プリズム
』で4冊目なのだけど、今のところ外れなしだと思っている。本屋大賞では上位に食い込めなかったのは、賛否両論ある小説だからかも知れない。
( 48冊目/2012年)]]>
