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スコーレNo.4

[/caption] 最近本屋さんで目に付く作家だった宮下奈都さん。本屋大賞ノミネート作品の『誰かが足りない』はぜひ読んでみようと思ったのです。その前に読もうと思ったのが、この『スコーレNo.4』でした。気になる作家がいると、デビュー作を読んでみたくなるのです。宮下奈都さんのアンソロジーを除いた本で、一番日付の古いのがこの『スコーレNo.4』だったと言うわけです。 この本は、一人の女性の中学生から結婚するまでの成長を描いた小説です。ごく普通の女性で、どちらかと言うと自分に自信を持てない人ですが、ちょっとした才能もあって、就職してから徐々に花開いて行きます。それは大成功と言うようなものではなく、ほんのちょっとした小さな成功なのですが、それがまた普通で良いのだろうと思います。前半は彼女の心理描写が多く、少し退屈な気がしていましたが、後半になると自然にページを捲るペースが上がりました。読み終えた印象もとても良く、『誰かが足りない』を続けて読みたくなりました。後からじわっと読後感の良い印象が滲み出て来るような本でした。 ( 64冊目/2012年)]]>

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