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僕は、そして僕たちはどう生きるか

『僕は、そして僕たちはどう生きるか』梨木香歩[/caption] 梨木香歩さんの本は、『西の魔女が死んだ』を読んだのが初めてのことで、それ以降『ぐるりのこと』を読み、『家守綺譚』を読んだ。他には翻訳本だけど、『ある小さなスズメの記録』を読んだだけで、それを除くとこの『僕は、そして僕たちはどう生きるか』で4冊目と言うことになる。 この本について感じたのは、植物の話が沢山出てくることと、街の真ん中にぽっかりと存在する不思議な空間が舞台だと言うこと、そして人間が群れとどう関わっているか、どう関わって行くかがテーマらしいと言うことだ。メッセージ性については、かなりストレートで、タイトルが示していると思う。 物語の展開が面白くて、物語に引き込まれてしまう面白さとは違う次元の本である。たった1日の中に凝縮された物語であり、その展開も面白いけれど、それぞれの登場人物が抱えた群れとの関わり方というテーマの方が、前面に出ている。その点で少し読みにくさは感じるけれど、文章の読みにくさとは違う。 (102冊目/2012年)]]>

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