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萩を揺らす雨

『 萩を揺らす雨』 吉永南央[/caption] 珈琲豆と和食器を取り扱うお店を経営する おばあちゃんの事件簿。ご近所や身の回りで 起きる事件の謎を、行動力あるおばあちゃんのお草さんが、解き明かし事件を解決へ導く。事件を解く鍵にもなるけれど、店を訪れる人達の会話が事件の謎を解く鍵にもなったりする。 正直なところ、古本屋の若き女主人栞子さん(『ビブリア古書堂の事件手帖』)とこのお草さんとのキャラクター設定の違いとか、主人公を取り巻く登場人物たちのことを較べながら読んでいた。若い女の子の掃除人キリコ(『天使はモップを持って』)も同じような小説の主人公だと思う。きっと他にもいろいろあるだろう。 やっぱりそれぞれ違っているし、面白さもそれぞれだと思う。感覚的には、この『萩を揺らす雨―紅雲町珈琲屋こよみ』は、しっとりとした感じだ。人情物語みたいなものを感じるのは、主人公のキャラクターがそう思わせるのだろう。謎解きもびっくりする感じではなく、何となくそこに落ち着いた感じで、意外性は無いと思う。面白くて、ワクワクしながら先へ先へと読みたくなるかと言うとそうではなくて、もっと静かな感じでいつの間にか事件が解決している気がする。 (103冊目/2012年)]]>

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