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月と雷

『月と雷』角田光代[/caption] 今年中には角田光代さんの本を全部読もうと、決めていた筈だけど、多作な方だけに新刊を追いかけるので精一杯になってきました。最近またまた新刊が出て、『空の拳』というこれまでの角田光代さんに無かったような雰囲気が漂う作品です。絶対読もうと思ってますが、その前にストックにある『曾根崎心中』も読まなくちゃと思っているところです。 さて『月と雷』ですが、こちらの方はこれまでの角田光代さんらしい作品でした。泰子の未来を変えてしまったかと思われている母親と息子智。再び泰子の前に智が現れ、母親も現れる。どこが角田光代さんらしいかと言うと、母親は何かから逃げるかのように、放浪を続ける人生を生きているところだったり、息子の方は目的を持たず成り行き任せのような生き方をするところです。泰子も「ねじれ」を感じつつ、その「ねじれ」に何となく従っている気がします。 そして角田光代さんらしいと思ったのは、最後に泰子はそれなりの結論に至ることができて、ちょっと前向きになるところです。そういう終わり方が、角田光代さんの小説には多い気がします。 (115冊目/2012年) [caption id="attachment_7063" align="aligncenter" width="600"] 『ノエル』道尾秀介[/caption] 道尾秀介さんと言うと、『向日葵の咲かない夏』や『カササギたちの四季』などを見かけ、気になっていた作家ですが、結局何も読んでいません。新刊の『ノエル: a story of stories』を最初に読むことになるとは、思っていませんでした。何故か気になる本で、本屋さんで見かけて、衝動買いしてしまいました。明日から、読んでみることにします。]]>

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