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和菓子のアン

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ほんわかとした、まるで口の中でとろけてしまう和菓子の餡のようなあったかい物語です。だからミステリーと言っても、過激な事件ではなくて、謎解きのような感じです。不正な事件もありますが、悪い人間は前面に出るわけじゃなく、登場人物は良い人ばかりです。そういう部分が物足りないと感じる方もいらっしゃると思います。僕の場合は、こういうほんわかミステリーの方が好きかも知れません。

デパ地下の和菓子屋さんで働くことになったアンちゃん。和菓子にまつわるちょっとミステリーな出来事の謎を解く椿店長やイケメンの立花さんなど、面白キャラクターに囲まれて、和菓子に関する知識を深めて行きます。デパ地下、和菓子屋、ミステリーというこれまでにない小説です。坂木司さんはそういうお仕事ミステリー作品が多い気がします。この短編集は、読み進めて行くに従って、面白さをまして行きます。大福餅のようなアンちゃんのキャラも良いです。続編もあるようなので、期待しています。
(4冊目/2013年)

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