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つばさものがたり

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初雫井脩介作品でした。ずいぶん前に『クローズド・ノート』が気になっていたことがあったのを覚えてますが、それっきりになってました。この『つばさものがたり』が文庫本になって、書店に並んでいるのを見て、気になって仕方なくなってました。本との出会いは、そういう不思議な面もあるのかなと思ってしまいます。

さて、この本の主人公はパティシエールの君川小麦という若き女性です。亡くなった父親の夢だった洋菓子店を出すことを目指して修行に励んでいます。そしてある出来事をきっかけに、いよいよ出店することを決心します。母親の支援を受け、兄や兄嫁にも助けられて洋菓子店を始めますが、決して順調には行きません。天使と話ができる自閉症気味の甥から、この店ははやらないと言われます。

ストーリーに触れるのは、これくらいにしておきます。「つばさものがたり」というのは、飛ぼうとする天使の「つばさ」であり、夢を叶えようとする人間の物語だと感じました。そういう物語なのですから、まさに夢を見失いかけている僕がこの物語に出会ったことで、すぐに物語にのめり込んでしまいました。何か語りかけてくるものを、感じたのです。450ページ弱の本なのですが、今日300ページ以上読んで、一気に読み終えてしまったのです。それくらい集中してしまう今年一番の本に出会ったのです。

クローズド・ノート』も是非早い時期に読んでみたいと思います。
(32冊目/2013年)

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