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『ペンギン・ハイウェイ』森見登美彦

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読み終えて一晩経って、初めて読んだ森見登美彦作品の『夜は短し歩けよ乙女』と同じで、独特の世界観が共通しているのかな、そんな気になったのが、この『ペンギン・ハイウェイ』でした。

読み終わった後の、頭の中がごちゃごちゃした感覚が、一晩寝ることによってすっきり整理された感じなのかも知れません。それくらい翻弄されてしまった作品でした。著者の世界観について行けなかった感覚が残りました。

ひと言で言うと、研究好きでノート好きな小学四年生の男の子と、ペンギンを作る能力を持つ不思議なお姉さんの物語です。ところが、海とペンギンの関係、シロナガスクジラに似たジャパウォックという生き物との関係など、そういうものに惑わされて、物語の本質について行けなかった感じなのです。

読後感は悪くないですし、文章自体が難解なわけでもないです。でも、かなり読みにくく、読むのに時間がかかる本でした。
(97冊目/2013年)

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