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『#9 ナンバーナイン』原田マハ

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原田マハさんの「美術もの」の最初の作品だと思う。東京の街角でインテリア・アートの販売員をしている主人公深澤真紅が、ある中国人紳士と出会うことにより、運命に導かれるように変貌し、成長していく姿を描いた作品です。美術をモチーフとしているのですが、中国が舞台というところが変わっているかも知れません。

タイトルの『#9(ナンバーナイン)』の意味は、終盤に明らかになってきます。物語は意外な方向へ展開して行きましたし、ハッピーエンドとは言えない結末なのですが、ラストはとても前向きな気がして、いつもながら原田マハさんの小説は読後感が良いのです。

文章は自然に入って来るように、すらすらと読めてしまいます。ボリュームがありそうですが、その割にはサラッと読めてしまいました。原田マハ作品を読むのは、これで14作目です。ちょうど半分くらい読んだ感じです。
(118冊目/2013年)

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