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『恋文の技術』森見登美彦

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能登の研究所に派遣され、クラゲの研究をしている主人公は、恋文の技術を磨くため、いろんな人と文通しまくるという話。全編手紙文で構成されている小説。

森見登美彦さんの本は、多分これで4冊目ではないかと思う。これまで読んだ本は、最初に読んだ本が『夜は短し歩けよ乙女』、それ以降『新釈 走れメロス 他四篇』、『ペンギン・ハイウェイ』とそしてこの『恋文の技術』である。

共通するのは、独特のユーモアだろうと思う。この本についても、森見登美彦的ユーモア満載の小説で、退屈しないで沢山の書簡文を読むことができた。小説の中に書簡文が出てくるものは、読んだことがあるが、この本のように全編書簡文の小説は初めて読む。それだけで物語を構成するのは、とても難しいことのように思えるけれど、この本ではそれを見事にやってのけている。

まずまず面白く、サラサラと読めた本でした。
(121冊目/2013年)

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