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『死神の浮力』伊坂幸太郎

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伊坂幸太郎さんの小説と言うと、前半は物語の流れを理解しようとしてやや難解なイメージがあり、後半は展開が早まると同時に物語にのめり込んで、一気に読み終える、そんな感じがある。そしてラストは、タイトルの意味と、伊坂幸太郎さんらしい落ちが、期待どおりにやってくる。

死神の浮力』もそういう期待を裏切らない作品である。タイトルの意味、そして落ちともに、「そうそうこれ!」と思えるものになっていて、納得してしまう。

もうひとつ、死神シリーズの面白さは、死神である千葉さんのとぼけた面白さが特徴である。こういうキャラクターは、このシリーズに限ったわけではなくて、どこか共通点がある気がするけれど、特にとぼけているのは、この死神シリーズのような気がする。

さて、次の作品はどんな作品なんだろう。最新作を読んでしまったので、楽しみがなくなってしまったのが、残念。
(122冊目/2013年)

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