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『クローバー・レイン』大崎梢

OLYMPUS DIGITAL CAMERA 大崎梢さんの小説は、初めて読みます。しばらく前に、本屋さんに平積みされていた本の中でとても気になったので、買っておいた本でした。でも、初めて読むので面白くなかったらどうしようかという不安もあり、後回しになっていました。新年になり、そういう本から読んでみよう、そう思って読んでみました。『クローバー・レイン』は、とても良い本でした。 面白い本が、売れる本が、良い本とは限りません。読む人の心を温めてくれる本、そんな良い小説を本にしようとした編集者の物語です。でも、本の編集自体がテーマではありません。本を読むことによって、何かを感じ、人生を思い、大切な人を思い出す、そんな温かい物語でした。 植物が蕾を膨らませ、花を咲かせるためには、温かい雨が必要です。叩きつけるような強い雨ではなく、しっとりと葉っぱを潤すような、優しい雨の方が良さそうです。そういう優しい物語でした。また良い本と出会えました。 (2冊目/2014年)]]>

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