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『誰にも書ける一冊の本』荻原浩

OLYMPUS DIGITAL CAMERA 今日読み始めて、今日読み終えた。約150ページの本で、物量はそれほど多くなく、読み易い。荻原浩さんの小説は、外れが無い気がする。 『誰にも書ける一冊の本』のタイトルが意味することは、人生を生きることは一冊の本を書くようなことで、誰もが一冊の本を書いているということだろう。主人公の父親が亡くなり、父親が書き残した小説の原稿を読むうちに、父親の人生を知る。自分自身のこれまでの生き方を思い、改めて父親との絆を考える。 読み進めて行くうちに、知らず知らず、僕自身も父親のことを考えながら読んでいた。去年の今頃は父親が病に倒れ、看病するために田舎に帰っていたことを、思い出しながら読んだ。そして、自分自身のこれからの人生を思いながら、ページを捲った。そういう意味では、人生を考えさせる小説だったと思う。 そしてラストは、とても良い終わり方だったと思う。流石、荻原浩さんの小説は、外れが無い。 (34冊目/2014年)]]>

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