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『花の鎖』湊かなえ

OLYMPUS DIGITAL CAMERA 湊かなえさん作品は、この『花の鎖』で2冊目です。デビュー作の『告白』は、本屋さんで良く見かけていたものの、結局読んだことが無くて、先日『贖罪』を初めて読んだ程度です。2作品読んでみて、もう少し読んでみたいかなというのが、正直な感想です。 さて、『花の鎖』に登場するのは、梨花、美雪、紗月の3人の女性で、物語は花雪月という区分で並行して進んで行きます。ミステリーには割とある手法で、並行して進む複数の物語が、ある次点でひとつに繋がって行きます。毎年届く豪華な花束は、「K」というイニシャルの人物からの贈り物で、それが鎖のようにそれぞれを結び付けているのです。3つの物語はそれぞれどんなふうに繋がって行くんだろう、という疑問がこの本を読み進めて行く原動力になり、ページを捲る手も段々早くなって行きます。 とても良くできたミステリーですが、謎が解けた時には案外分かり易かったりするのが、この本の読みやすさに繋がっているのだと思います。ミステリーはミステリーのまま終わらないで、最後にはすっきりすることが面白いミステリーの条件だと思います。そういう意味では、湊かなえ作品は読み易い部類に入りそうです。 (48冊目/2014年)]]>

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