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『砂の王国(上)』荻原浩

OLYMPUS DIGITAL CAMERA 荻原浩さんの小説を読むのは、この作品で16作品目になる。全作品を読んでみたい作家のひとりに、リストアップしている。 上下巻なので下巻を読み終えないと、全体の感想は書けないのだけれど、上巻だけ読んだだけで、いや上巻の初めの部分を読んだだけで、物語に引き込まれた。証券マンとして高い年収を誇っていた主人公は、些細なことからホームレスに転落してしまう。最初はホームレスとしての主人公の生活が描かれているが、それがとてもリアルなので著者も体験しているのではないかと思ってしまうほどだ。 社会からはじき出された主人公が、再び社会に対して逆襲して行くストーリーのようだ。この先どうなって行くのだろう、そう思いながら読んでいると、ページを捲るスピードも上がって行くのだ。下巻には更に期待できそうな展開が待っていそうだ。 (73冊目/2014年)]]>

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