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8月に読んだ本

純平、考え直せ』、『砂の王国』と『悪の教典』です。『悪の教典』はとても面白くて、本に引き込まれそうになったのですが、内容的には僕好みではなかった点で、第3位に位置づけました。一番面白かったのは、奥田英朗さんの『純平、考え直せ』です。 2014年8月の読書メーター 読んだ本の数:7冊 読んだページ数:2759ページ ナイス数:454ナイス 砂の王国(下) (講談社文庫)砂の王国(下) (講談社文庫)感想 かなりの長編なので、主人公が立ち上げた宗教団体が拡大して行く部分は、少し退屈に思えた。ラスト部分は再びページを捲るスピードも上がり、一気に読み終えました。ネタバレになるので、ストーリーについては触れませんが、とても面白い小説でした。何よりもやはり、ホームレスとしての生活のリアリティがすごかった気がします。宗教団体についても、カルト的な集団とはこういうものかも知れないという気がしました。ラストは続編を期待させるものでしたが、多分あれで完結なんだろうと半分納得しています。 読了日:8月29日 著者:荻原浩
砂の王国(上) (講談社文庫)砂の王国(上) (講談社文庫)感想 文庫本上下巻で900ページを越える大作です。ほんの些細なことで、証券マンから全財産3円のホームレスに転落した主人公が、再び勝負をかける話です。次へ次へページをどんどん捲りたくなる面白さです。下巻は更にスピードアップしそうです。 読了日:8月23日 著者:荻原浩
純平、考え直せ (光文社文庫)純平、考え直せ (光文社文庫)感想 奥田英朗さんの小説に外れなしです。下っ端やくざの純平が、鉄砲玉を命じられ、実行までの3日間を描いた小説です。死ぬかも知れない、刑務所に入ったら数年は出て来られない、そういう状況での人間の心情と行動を描いています。登場するキャラクターがとても面白いのと、テンポが良いので、一気に読み終えてしまいます。とても面白い小説でした。 読了日:8月19日 著者:奥田英朗
悪の教典 下 (文春文庫)悪の教典 下 (文春文庫)感想 ほぼ2日間の通勤の往復で読み終えてしまいました。この小説が描いている主人公には、共感できるものではないのですが、この小説には引き込まれ集中して読むことができる何かがあったんだと思います。上巻での狡猾な手口による犯行と比べ、下巻の方はかなり乱暴な手口なのが、とんでもなくアンバランスな感じなのですが、違和感もあまり感じないまま読み終えてしまいました。何とも言い難いですが、これだけの作品を書ける貴志祐介さんの他の作品を読みたくなりました。 読了日:8月15日 著者:貴志祐介
悪の教典〈上〉 (文春文庫)悪の教典〈上〉 (文春文庫)感想 貴志祐介さん作品初読みです。ずいぶん前に映画の予告編を観た記憶があり、何だかとても気持ちの悪い映画だなと思ってました。かなり分厚い本2冊なので、迷ったのですが、読んでみようかなと思い、買ったのです。そしてかなり長い間積ん読状態でした。この日曜日から読み始めて、案外さらっと読んでしまいました。下巻を早く読みたいと思える本です。怖い物見たさなのかも知れませんけど。ラストはどうなるんだろうと、とても気になったりします。 読了日:8月12日 著者:貴志祐介
九つの、物語 (集英社文庫)九つの、物語 (集英社文庫)感想 橋本紡さんの小説は、この本で3冊目くらいだと思うけど、これまで読んだ本よりも印象深い作品だと思う。独特の優しい空気が漂っていて、主人公の女の子と亡くなったお兄さんのキャラクターがとても良い。二人の会話だけでとても面白く、ページをめくるスピードはアップした。良い雰囲気の小説であり、僕の好みの小説だと思う。 読了日:8月8日 著者:橋本紡
外資系コンサルの資料作成術---短時間で強烈な説得力を生み出すフレームワーク外資系コンサルの資料作成術—短時間で強烈な説得力を生み出すフレームワーク感想 資料のビジュアルの類型は、12種類ある。その形は、一対一論法、並列論法、結合論法、連鎖論法、対立論法、比較論法などの論理によって決まるものである。そういう主張の本でした。確かにこういう一定の形に収まるのだと思います。裏返せば、論理がしっかりしていないと、良い資料は作れないということだろうと思いました。 読了日:8月6日 著者:森秀明
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