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『悟浄出立』万城目学

OLYMPUS DIGITAL CAMERA 万城目学さんの本は、出版されたらすぐに買って、すぐに読むことに決まっている。だから、この本を買う時には、中身をチェックしなかった。目次さえも見ないまま、買ってしまった。 いよいよ関西を出て、中国を舞台にしたユーモア小説を書いたのか、と期待しつつ読み進めた。表題の「悟浄出立」は、40ページ程度で終わってしまう。次の話は「趙雲西航」と続く。「虞姫寂静」と「法家孤憤」、「父司馬遷」の3つの短編が更に続いている。全部で5つの短編が収録されている。 モチーフは「脇役」で、何だかいつもの万城目ワールドとは違っている。ユーモラスな設定と奇抜なキャラクター、退屈させないストーリー展開などが万城目さんの味なんだけど、何だかいつもと違っている。案外真面目な短編集だったりするから、調子が狂ってしまう。 肝心の内容に関するコメントだけど、「虞姫寂静」は何だか難解な感じがしたが、「悟浄出立」と「父司馬遷」が面白かった。この二つなら、もう一度読んでみたい。全般的に、やはり長編の方が面白い気がする。 (89冊目/2o14年)]]>

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