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『天国旅行』三浦しをん

OLYMPUS DIGITAL CAMERA 三浦しをんは、僕がその作品を全部読んでみたいと思っている作家のひとりである。好きなのはユーモアたっぷり、心が暖まるような作品なのだけど、純文学的な作品もあり、とても幅が広い作家である。 『天国旅行』は、真面目な方の作品である。天国へ旅立つ物語、つまり「死」をテーマとした短編集である。「死」と言っても、自ら選ぶ「死」で、自殺や心中がテーマである。必然的に明るい物語というのはあり得なくて、暗い方に位置する作品が多くなる。もちろん、希望がある物語もある。最初の「森の奥」という短編がそうだと思う。 幽霊が出てくるものもあるが、怖い話ではない。テーマは同じでも、作品のテイストはとても幅が広いように思う。いろんなテイストの三浦しをん作品があり、そういう意味で楽しんで読める短編集に仕上がっている。 (17冊目/2015年)]]>

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