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『ホテル・ピーベリー』近藤史恵

OLYMPUS DIGITAL CAMERA 単行本が出版された時から気になっていた本だ。文庫本になったので、さっそく買って読んだ。 『ホテル・ピーベリー』は、主人公がハワイ島に長い旅に出るところから始まる。部屋数が少なくて、長期滞在すると他のホテルよりも格安で泊まれる宿である。日本人夫婦が経営しており、家族営業のホテルだから、格安で泊まれる。そんなホテルで事件が起き、主人公が事件の真相をあばく。そういうミステリー特有の面白さもある物語だけど、それだけではなく登場人物が抱えている過去だったり、特別な事情だったりする人間模様が、この物語の面白さを増幅している。 とても読み易い文体は、近藤史恵さんの力量だと思う。僕にとっては、外れなしの作家さんである。この物語も期待どおりの面白さだった。 (26冊目/2015年)]]>

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