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『のろのろ歩け』中島京子

『のろのろ歩け』 中島京子作品は、この本が2冊目。初めて読んだのは、『小さいおうち』だったのだけれど、全然違った小説だけど、何となく同じような空気を感じる。 『のろのろ歩け』は、台湾と北京、上海を舞台とした3人の女性の物語が収録されている。それぞれに旅人だったり、仕事や夫の転勤でやって来た人である。ただ単に観光スポットを巡るのではなく、それぞれにそれぞれの事情を持ちながら、現地の人の見たそれぞれの都市の見どころを巡る。異国の地を歩くことで、新しい発見をするのだけれど、それは観光旅行よりも生活に根付いたもののような気がする。 そういう意味では、「のろのろ歩け」というタイトルが、全てを物語っている気がする。中島京子さんのタイトルの付け方のセンスを感じるくらいだ。読んでいてその独特の空気感を心地良く感じた小説である。 (45冊目/2015年)]]>

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