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『森は知っている』吉田修一

OLYMPUS DIGITAL CAMERA森は知っている』は産業スパイ鷹野一彦シリーズの第二弾だったということに、読み始めて気付きました。第一弾は前に読んだ『太陽は動かない』でしたが、内容は忘れていてどういう連続性があるのかは、良く分からなかったというのが正直なところです。主人公の鷹野一彦が、産業スパイとしての第一歩を踏み出すまでの物語が、第二弾になっているようで、エピソード0みたいなものでしょうか。 物語は高校卒業前の主人公の話から始まるのですが、彼の子供時代のエピソードなどが散りばめられています。物語は読んでいて面白く、サクサクと読めてしまう本でした。これからこのシリーズはどう続いて行くのか、期待したい気持ちと、あまりに長く続いているシリーズ物に飽きてしまうのではないかという不安もあったりします。 あまり延々と続くのではなく、せいぜいあと2から3作品くらいで、意外な終わり方をするシリーズ物であってほしい気がします。いずれにしても、次の作品がとても楽しみです。 (47冊目/2015年)]]>

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