毎朝、僕が住んでいる街の、同じ風景写真を撮るようにしている。日々を重ねることによって、何かを見つけることができそうな気がして、できる限り毎朝同じ写真を撮る。
今朝は薄曇りのお天気で、空は真っ白だった。目を凝らして見ても、富士山は見えていなかった。決してお天気は悪くないのだけれど、すっきり晴れてはいなくて、薄日が射している感じだった。
ちょうど1週間前の水曜日の写真だ。
雲は多いけれど、青空が見えている。遠くに富士山が見えた。今朝よりも空気は澄んでいるように見える。大山もはっきり見えている。
この日は、富士山にこんな雲がかかっていたのが、印象的だった。
だんだん融けて薄くなっているような冠雪も、割とはっきり見えていた。
毎日は同じようで、こういう写真のように、どこかちょっとした違いがある。同じような風景を見ていても、何かを見つけようとしている時と、ただ何となく眺めている時とでは、違っている。
同じ風景写真を撮ってみて、比べてみることによって、何かが見つかる気がしている。]]>
