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『暗幕のゲルニカ』原田マハ

楽園のカンヴァス』を読んだ時は、衝撃を受けました。絵画知らずが読んでも、非常に面白かったからです。ルソーの生涯が描かれていました。 この『暗幕のゲルニカ』は、第二次世界大戦頃のピカソを描いています。ナチスドイツのゲルニカの空爆をきっかけに描かれたのが、ピカソの「ゲルニカ」でした。ナチスドイツと対比されているのが、テロです。2001年9月11日に起きた同時多発テロにより、夫を亡くしたキュレーターが主人公になっています。 反戦の象徴とも言える「ゲルニカ」を巡って、現在と過去が並行して描かれて行きます。同時多発テロから16年近く経った今も、世界のあちこちで戦争は起こっていますし、テロも後を絶たない状態です。だからこそ、この作品が書かれたのかも知れません。 僕が「ゲルニカ」を見たのは、プラド美術館だったと思います。今は違うところに移されているということを、この小説を読んで知りました。「ゲルニカ」を見る前に、この本を読んでおきたかった気がしますが、ずいぶん昔のことなので、実際は無理です。 (37冊目/2017年)]]>

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