『今すぐ! 集中力をつくる技術―いつでもサクッと成果が出る50の行動
』を知ったのは、iPhoneのニュースで見た東洋経済ONLINEの「集中力を下げる!ダメな行動ワースト3」という記事でした。
この記事で最初に目に付いたのは、気分がのらないと感じてしまうことが、集中できない原因ではないという部分です。実際に僕はそうだと思っていました。気が乗らないから集中できないのだと思っていました。
ワースト3をあげると、火事場の馬鹿力で乗り切ること、切りのいいところまでやりきること、優先順位をつけて仕事をすることです。一番目は、集中したいときは、リラックスした状態で緩やかに始めることが大事だということです。二番目は、燃え尽き症候群になってしまうからです。3番目は、仕事のすべてに集中力を発揮しようとするのは無理なので、いらないものを捨てていく行動が必要だということです。
一瞬で集中力を高められる3つの方法が紹介されていました。1つは、机をコンコンコンとたたくこと。2つ目が、上下左右トレーニング。3つ目が自分の手を3秒見つめること。それぞれに集中力を高める効果がある根拠があり、納得できるものです。このような50の行動が書かれている本です。全てを実行する必要はなくて、そのうちの一部で良いと思います。全部実践するなんてことは無理だから。
付録として集中力アップシートというものが付いています。達成したい目標があって、5つまでの集中するための行動を書き出して、それができているかどうかを、2週間チェックするというものです。なるほどと思えるシートです。すぐにでも実践してみたくなります。
(38冊目/2017年)]]>
