『「すぐやる人」のノート術』は、先延ばしの原因を解決するという視点から書かれているノート術の本。
先延ばしの原因は、次の4つ。やることを把握できていない、思考が整理されていない、モヤモヤして気乗りしない、すべきことに追われているだけ。何だか耳が痛くなりそうな、全て自分に該当すると思ってしまう原因が列挙されている。
ノート術という手段で、この4つの原因を潰すのが、この本の主旨だ。ノートの種類は、全部で5つある。タスクを洗い出すタスコンノートや振り返りのためのリフレクションノート、会議を有効にするためのトリニティノート、心を軽くして行動的になるためのクレンジングノート、行動したくなるきっかけを作るトリガーノートの5つのノートだ。
市販のノートや紙を何分割かして、書き込んで行く形式のノート術が多い。僕の場合はそういう使い方が苦手だったりする。ノート術のそれぞれの意味は、同感できるものだし、真似してみたいと思うものだ。
案外形に拘りがちな僕なので、形は考えてみたい。それと、それぞれの役割に応じてノートを割り当てると、5冊のノートを併用することになる。これも少々ひっかかる。全てを取り入れるかどうかについても、考えてみたいと思っているから、ある程度ノートをまとめることも考えたい。
今月は最低10冊は本を読もうと思っていたので、この本で無事目標達成と言うことになる。
(10冊目/2018年)