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『半分生きて、半分死んでいる』養老孟司

半分生きて、半分死んでいる』というタイトルが、この本の全体を表しているかと言うと、そうでない気がする。月刊『Voice』に連載された著者のエッセイを纏めた本であって、タイトルをテーマに書いた本ではないからだろう。

2015年から2017年にかけて書かれているから、その時に起こった出来事に関する文章が中心である。平成の終わりの出来事と言えるかも知れない。本の帯にあるように、「平成とは、すべてが煮詰まった時代」ということが印象に残っている。新しいものが出て来ても、世の中のスピードが速いから、すぐに煮詰まってしまうのだと言う。そのとおりだと思った。そんな中で如何に生きるかについては、自分で考えなくてはならない。

養老孟司さんの物事に対する見方が、良くわかる本かも知れない。養老さんの見方を読んでみて、なるほどそういうことかと思う部分もある。たまには、世の中の出来事について、真剣に考えてみるのも良いことかなと思った。見て見ぬふりをしない方が良いのかなと思った。
(64冊目/2018年)

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