読書を起点とした「自分を動かす仕組み」の作り方について書かれている本。
すべてのページを満遍なく読もうとするのではなく、自分自身の行動に結びつくようなヒントが得られたら、すぐに本に書き込みをするなどして、実践してみる。そのことによって、知識が経験となり、読んだ本の価値もぐっと上がる。
乱読的に読書をしている僕としては、いつもこれだけ沢山の本を読んだら、さぞかし自分の行動が変わっているに違いないと思うことが多いが、現実はそうではない。読んだ本の分だけ、自分で実践できていたら、スーパーマンだ。
全部が全部実践することはできないから、自分にとって効果的なものに絞る必要がある。実践しようと思わないことについて読む時間はなるべく減らしたい。要点に絞った速読が必要だってことだと思う。最初から最後まで一言一句を頭に入れようとするのは、返って効率的かつ効果的ではないのだと思う。
もう一度速読してみて、この本の中で実践したいことを絞ってみたい。
(9冊目/2019年)